【MAZZER】ブレード交換方法
グラインダーの準備
▼ STEP 1
グラインダーの電源を切ります。ホッパーを外して、調整カラー(ダイヤルディスク)を時計回りに回して取り外します。
ダイヤルを回す際は、右手で 調整ハンドル を持ちながら回してください。
※調整ハンドルだけに負荷がかかると、折れてしまう場合がございますので、ご注意ください。
万が一の予備はこちらにて販売しております。
※安全の為、必ず電源を切った上で作業を行って下さい。
グラインダーのブレードを取り外す
▼ STEP 2
上刃の部分を外します。持ち上げるとそのまま取り外せます。次に、上刃、下刃をドライバーで外します。順序はどちらでも結構です。
下刃を外す場合は、右図のように刃が回転しないよう、もう一本のドライバーで支えます。
▼ STEP 3
ドライバーで外しました。左画像が下刃、右画像が上刃です。これらの付着したコーヒー粉もキレイに清掃します。
▼ STEP 4
3箇所にはめられているスプリングを外し、任意の場所に保管しておきます。摘んでそのまま引っ張ると、抜けます。
ボルトやスプリングをなくさないよう注意してください。
新しい刃の交換
▼ STEP 5
新しい刃を準備します。刃の取り付け前に、内部に付着したコーヒー粉も爪楊枝などで取り除きます。
▼ STEP 6
付着したコーヒー粉がきっちりと取れたことを確認したら、ドライバーを使って、刃を取り付けます。刃が回転しないよう、左図のようにもう一本のドライバーで支えます。
上刃部分を元に戻す
▼ STEP 7
刃を取り付けたら、保管していたスプリングを元に戻して、上刃部分を元に戻します。スプリングに乗った状態になります。▼ STEP 8
ねじ込む前に、ネジの入口を探します。上刃を均等に下に押しながら時計回りに回します。
カチっというポイントがありますので、そこから、反時計回りに回して上刃をねじ込みます。
この際、 ダイヤルのネジ山にコーヒー粉が詰まっているとうまくはめる事が出来ず、不具合の原因 となりますので、しっかりと取り除いた上で、十分に注意して行って下さい。
※潤滑させる為、こちらのグリスのご使用を推奨いたします。
最後まで戻して、完了です。
交換後の現象
交換により刃が鋭利になる為、初めのうちはパウダーの大きさにバラつきが見られます。調整カラー(ダイヤルディスク)を任意の場所に再調整して、刃が馴染むまで、それなりの量を挽いて慣らして下さい。
ブレード交換についての留意事項
いつもの味が出なくなる原因として、ブレードの劣化は一つの要素です。コーヒー豆やエスプレッソマシンの状態も影響している可能性がある為、 ブレードの交換=必ずしも理想の抽出状態になるといった事は、確約致しかねます。
よって、味の変化の原因が100%ブレードによるものかどうかは、弊社では判断しかねますので、 ご了承の上、交換ください。 あくまで味の変化が生じる原因の一つとしてのご提案となります。